新調査拠点に東京都内のIDCを追加し、3重の調査拠点を整備


新調査拠点に東京都内のIDCを追加、3重の調査拠点を整備

2008年8月18日
電子公告調査株式会社
代表取締役 土井 万二
TEL 06-6223-2200

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当社では、調査機関では唯一調査拠点の2重化をおこなってきましたが、天災等の不測の事態などを想定して、東京23区内のIDC(インターネットデータセンタ)から調査ができるよう第3の調査拠点を設置いたしました。
  これにより、1時間に1回同時刻に、3箇所の調査拠点からお客様の公告情報へ掲載の確認(電子公告調査)が可能となりました。これにより、調査用インターネット回線は3拠点、合計9回線となり、調査機関の中では、唯一BCP(事業継続計画)のレベルの高い調査を提供することができることとなりました。
  万一、調査拠点を設置している東京、大阪のいずれかで天災などの不測の事態が発生しても、調査が途絶えない環境が整備されました。

  この新調査拠点は、国内最大規模であり、かつ国内最高クラスの設備と環境を備えております。設備と環境の主なものとしましては、下記のとおりです。

1.地下に変電所併設、電源供給経路の完全3重化

 IDCの多くは、一つの変電所からループ状で2経路を確保していますが、地下に変電所を持ち、かつ2つの異なる原子力発電所及び火力発電所からの直接の電源経路を持っています。この設備により、東京都内で大震災が発生しても電源供給が途絶える可能性は極めて低くなります。

2.免震構造建物

 IDC設置の階層は、免震構造となっており、震度7に耐えうる最新構造となっています。

3.調査用インターネットメイン回線にJPIXに直結した回線を利用

 日本のインターネットの構造は、東京を中心に回線網が整備されており、JPIXにすぐに接続できる環境が優位と判断いたしました。新拠点では、電子公告規則の定めに従って3回線のインターネット回線と接続していますが、メインの調査回線をJPIXに直結した回線(IDC内でIPIXと直結)とすることにより、よりお客様のサーバへ接続経路が短縮され、その結果接続に要する時間が大幅に短縮できるようになります。
  またメイン以外の2回線も、大手ブロバイダーの中でも回線運用レベルの高い2社を選定し、安定した回線による調査ができる環境を整備いたしました。

JPIXとは
日本インターネットエクスチェンジ株式会社が運営する国内最大のインターネットエクスチェンジです。JPIXには、国内の大手の回線業者のすべてが接続しており、お客様サーバへのアクセスが、より効率的におこなえるようになります。
(参考)JPIX http://www.jpix.ad.jp/

敬具
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